大変遅くなりました、社長の時です。
内外から早く続きを書けとのお声が上がったので、
ちょっとだけ書きたいと思います(笑)
どういうお話かというと、
エンジニアの稼働率はモチベーションに関係するという考察です。
稼働率とは、先日の記事「モチベーション」でも書いた通り、
勤務(出社)時間のうち、実際に仕事(作業)をした時間の割合だと自分は考えています。
この稼働率というのはもちろん、
生まれつき働き者の人間と生まれつき怠け者の人間と比べると
その時点で大差がありますが、
会社というシステムが従業員に作業を行わせる場合、
稼働率を把握、管理できていなければ話になりません。
もし怠け者を放置していれば
残業代ばかりが湯水のように消え、
来年には仕事がなくなっていることでしょう。
と冗談はさておき、何も怠け者を好きで雇う人はいないでしょうし、
働き者だっていつも100%働けるわけではありませんね。
そこで関係してくるのがモチベーションです。
先日の記事では音楽を例に出しましたが、
週末の予定とか、毎日のランチとか、
就業後には地元の友人と飲みに行ったり
恋人とデートなんて要素もあるかも知れません。
楽しみなことがあれば元気がでますし、
嫌なことがあればその逆になりますよね。
元気があればコミュニケーションがはずみ、仕事もはかどる。
(もちろん明るいだけが元気な証拠ではないですよ)
果たして元気でコミュニケーションがはずめば
仕事がはかどるかのかどうか。
今回の相関性の鍵はまさにここにありますが、
自分は必ず関係あると思います。
あまり細かいことを書くと長くなってしまいますし、
哲学的な話になってしまいますので割愛しますが、
たとえるならCPUのクロック数でしょうか。
モチベーションが高いと、クロック数が高いということです。
高ければ高いほどいろんなことの切り替えがスムーズに行き、
短時間で多くのタスクをこなすことができます。
タスク管理を長期にわたってに健康的に、適切に行うためには
元気さと適度なコミュニケーションが必要になります。
例えば、朝ちゃんと出社するのが当たり前なのと同じように、
夜は定時に帰るように頑張るのが当たり前。
ある人間がそんな風に考えられるようになるためには
上から押し付けられた仕事をこなしているだけでは不足で、
高い目的意識と、定時後の予定を、そして次の日の仕事内容まで
見据えた優秀なタスク管理能力が必要不可欠だからです。
それはすなわち高いモチベーションを維持している状態だとは言えないでしょうか。
常日ごろから仕事を完遂させることの責任の大切さや
会社の利益について説くのも大切なことだとは思いますが、
自然に、仕事をやりやすい状況にもっていってあげることこそが
実は一番の近道なのではないでしょうか。
たとえばイヤホン片方なら作業しながら聴いてもいいよとか、
今夜デートなら明日頑張ればいいよとか、
金曜までに終わらせるならこういうスケジュールで一緒に頑張ろうとか。
本当に細かいことですし、怠け者が働き者になる魔法の言葉とまではいきませんが、
とても大切な会話だと思います。
管理職として、従業員を結果のみで扱うだけではなく、
その過程を大切にしてあげることで長期的な生産性管理が可能になるんじゃないかな、
というのが今までの経験から感じていることです。
人間誰しも波がありますし、忙しくても辛くても機械のように働ければいいのにって
多分みんなが考えたことあるでしょうけど、
面倒だからフラットになめしてしまうのでなくて、その波を読んであげて、
しっかり平均値を把握しつつフォローできることこそが
多様な人材を扱うための大切な要素なのではないでしょうか。
さて、ちょっと話がそれてしまった感もしますが、
皆様の会社ではいかがでしょうか。
FBS@Giroppon says:
ナルホド。
それが難しいから皆うまくいかないんだよねー。
こんどは、この話に、
2010年1月18日, 3:55 PM「お客様とのビジネス(つまり契約)」
を絡めて話を展開してください!
admin says:
>>FBS@Giropponさん
コメントありがとうございます!
確かに難しいですよね~(>_<)
でもだからこそ、それができたときは
確実に効果が期待できると思うんですよね。
契約のお話ですか!?
2010年1月19日, 12:44 AMちょっと考えてみますね♪