ご無沙汰しております、社長の時です。
おかげさまでフィードシステムは無事2011年を迎えることができました。
前回の更新から気がつけば1年近く経ってしまいましたね(^^;;
2010年・・・経営者のひよことして日々考えることは多く、
仕事も忙しい時とそうでない時がありましたが
割りともったいない時間を過ごしたという自覚もあり
世の中で頑張っている経営者の方々の努力を鑑みると
反省しなければならない所は多くあります。
ぬるま湯につかっている自分を省みながらも
公私ともに充実している日々ではありますが、
技術の面で少しお話を。
昨今node.jsというサーバーサイドJavaScriptが流行りつつあるようです。
フィードシステムはWEB開発言語の要としてJavaScriptを強く推奨しており、
PHPのような既存のサーバーサイドCGIと組み合わせるだけでなく、
統合開発環境EclipseをJavascript開発に特化させた「Aptana Studio」で有名な
Aptanaがリリースしたおそらく初のサーバーサイドJavaScriptである
「Aptana Jaxer」にも早い段階で取り組んできました。
たとえば弊社が開発している、CRMJS(サンプルサイトhttp://feedsystem.mydns.jp:8081/CRMJS/)
という顧客管理システムにはJaxerの技術を利用しています。
しかし残念なことに、Aptana Jaxerは公式ドキュメントが少なく、
あまり流行らなかったせいか長らく更新されておらず
サーバーサイドJSという斬新な技術はこのまま枯れてしまうものかと思っていました。
そこに飛び込んできたのがnode.jsです。
HTML5もいよいよ標準化されつつある今、
Flash+Action Script等のリッチ コンテンツとともに、これからもWEB業界に必要不可欠なのが
JavaScriptという開発言語だと思うのです。
いまや多くのWEBアプリケーションで使われるPHPやPerlといった開発言語は
サーバー側でしか動かないため、
クライアント側とサーバー側で必然的に別々の言語を使用しています。
そこでクライアント/サーバーの両者で動作するJavaScriptがあれば
1つの言語でWEBアプリケーションの内側と外側を作ることができるのです。
これはコスト削減はもちろん、人材の育成を容易にし
業界にとって大きな進歩になりうると信じています。
そのような可能性は経営者として、
また一人のエンジニアとして、仕事をより楽しいものとしてくれることでしょう。
会社としてはまだまだ小さいですが、
私たちが自負する高い技術力をもって、業界を盛り上げていく一員になりたい、
というのが今年の目標でもあります。
大変長くなりましたが、以上をもって新年のご挨拶とさせていただきたいと思います。
2011年もフィードシステムを宜しくお願い申し上げます。